シンセサイザー

Nord Stage3 Compactの使い方メモとPC接続で音色追加編集してみた!

皆様どうもです…!ようやく風邪からだいぶ復帰してきたエルティアナです。

今回の記事は、結構前から下書き状態で自分メモ用にと書いていた記事なのですが、とあるライブにサポートで出演する機会が最近あって、数年前に買っていて、なかなか日の目を見なかったnord stage 3 compactを使うことになって、そのための準備でやっていたことや、まさに今日やってみた内容を合わせてだいぶ内容がまとまってきたので、公開記事としてアップします!

作成した音色(プログラム)を名前を付けて保存する

これが出来なきゃ始まらない…!という内容なのですが、自分が一生懸命カスタマイズして、これをライブで使うぞ!という音が決まったのにどこにも保存せずに電源を切ったら一からやり直し…ということで、まずは作った音色の保存方法をさらってみます!

①Shiftボタンを押しながらStoreボタンを押す
②つけたい名前を入力する
③Storeボタンを押す

ここで保存先のプログラムを指定する

④もう一度Storeボタンを押すと確定して保存

※特に新しい名前を付けたりしなくて、鳴らしていた音色(プログラム)を上書き更新するだけなら【STORE】ボタンをぽちぽちっと2回押せば上書き保存出来ちゃいます!

演奏中に音色(プログラム)を素早く呼び出す

Nordはとりわけライブでの演奏に特化したシンセ(という私の認識)ということで、重視したいのが、1曲を演奏する中で、音色を切り替える場合にどれだけスムーズにできるか?というところで、Nordは3になってから、それまでの旧式のものより音色の変更がしやすくなったとのことで、やり方を調べてみました。

ソングモード

上記の、1曲の中で素早く音色を変更できるモードが【ソングモード】というらしく、こちらを使うことになります!

概念としては【ソング】というかたまりの中に5つの音色をボタンに設定できるというシンプルなもの。

私はアマチュアでアニソンコピーバンドでキーボードをしていた経験があるのですが、まあ5個登録できれば、大体1曲の中で切り替える音色の数としては足りてるかな…!という感じです。

ソングモードを開始するには、本体の真ん中のディスプレイすぐ左にある【SONG MODE】ボタンを押すだけ。

これを押すとその下のPROGRAM/SONG PARTSの1~5が、各ソングで登録されている音色に切り替えれるようになります。

この機能を使って、基本的には1曲につき5個の音色を使い分けて演奏していこう!という考えですね。(それ以上に音色を変えるような曲はそもそも編曲したほうがいいかもなど…)

今回は詳細のやり方は省略しますが、各ソングの1~5の音色を変えるのは簡単で、↑の画像右下の【SHIFT】ボタンを押しながら【SONG MODE】を押すソングエディットモードになるので、登録したいパートの番号のボタンを押すとその番号が点滅→【PROGRAM】のダイヤルを回してプログラムを選ぶ→決まったら【STORE】ボタン2回押す、でソングを上書き保存できます!

※別名を付けて保存したい手順はプログラムの保存の時と同じで、【SHIFT+STORE】を押すと名前を付ける流れになり、さらにSTOREボタンを押すと保存先を選べるので、どれかを上書きするか、空っぽのソングへ保存する感じです!

※過去に使用していたローランドのJuno-Stageというシンセでやっていた、midiコントローラーを接続して2枚鍵盤みたいにする…ということがnordで出来るか??というのは次の課題に残しておこうと思います…!

シンセ(ストリングスとか?)の音色が少ない気がする問題

これは私の知識不足なのかもしれないのですが、Rolandの製品のつもりでNordを触っていると、いわゆる普通のシンセとか、とりわけRolandの豊富なイメージのストリングスやその他オーケストラ系の音色について、Nordの仕組み的には【SYNTH】セクションに内蔵されているという認識の中で、プリセットの音色少なくない??という印象がまずありまして…

たぶんこれは認識あってると思うのですが、買って普通に使っているだけのNordでは、上記のような音色が最初から入っているのではなくて、Nordのサンプルライブラリーというサイトから自分の出したい音色を追加していく感じなんだろうな…と今更気づいた感じです!
※後述しますが、サンプルライブラリーにアクセスしなくてもPCに『Nord Sound Manager』をインストールしてNord実機とPCをつないだ状態にすれば、そこから音源を実機にダウンロード(インストール)できます!

おそらく、ピアノ(エレピやチェンバロ含む)・オルガン(特にハモンド系?)・シンセリードを弾く分には、もともとセクションも分かれていて、つまみをいじったりエフェクトをこだわることでかなりいい音がだせるんだろなと思う中で、DTM気分でいろんな音色を出したい!と思った時には、Nordのサンプルライブラリーから自分の出したい音色をダウンロードして使うのは必須だな…と感じている所です!

ネットから音源をインストール(追加)してみる

もともと私はDTM関連の機器やDAW(特にハードウェア)について相当な音痴を自覚しているので、シンセに音色をインターネット経由で追加なんて出来るのか??と疑心暗鬼になってしまうのですが、とりあえずやってみたいと思います…!

Nord Stage 3 compactをPCと接続

えっ!そこから!?という感じかと思うのですが、私の場合このあたりから書かないとあとからもう一度やる気にならないのでメモしてきます!

最新のNord Stage4などは不明ですが、私の持っているStage3のUSB端子は、古いタイプのオーディオインターフェースやプリンタなどと同じ、台形のいかついやつ(USB Type-B(2.0)というらしい)で、Nordを買った時に確かついてた気がするのですが、長年放置していよいよ接続するので専用のケーブルは見当たらず、その辺に転がっているものを見つけて繋いでみました。

とりえあずPCとつなぐだけで、自動的にドライバ等の設定やインストールが完了し、使う準備ができました。と表示されました。(ほんとかな?)

PCにNord Sound Managerをインストール

はい!この段落を書いた時点で、これがもっとも重要かつ、もしかするとNordを買った人ですら実はインストールしてる人とか少ないんじゃないかな?と勝手に思い込む、おそらくすごく重要なソフトウェアなはずのNord Sound Managerをインストールしてみたいと思います!

上記サイトで赤いボタンのDownroad~のボタンを押すとOSを聞かれるので私はWindowsを選んでダウンロード

基本的にはダウンロードしたzipを解凍して出てきたexeファイルを立ち上げてOKとかnext、Yesみたいな感じでやっていくとインストール完了しました!このインストールの際に接続しているNord Stage用のドライバを合わせてインストールしたっぽい感じがするけど推測です…!

アプリ立ち上げたら普通に使えそう!

おっかなびっくりインストールしたアプリを立ち上げたのですが、普通に、Nordを認識してくれていて、自分が実機で作ったプログラムなんかも一覧で参照できるようになっていました!

よくよく見てみると、例えばピアノは2GBの容量まで音源を搭載できるみたいで、最初からすでに満タン!な感じで音源がはいっているみたい…

ということで、実機で弾いてみて、これは使わんやろ!というのを消してみます。

下のシルバーなんたらがいらないかな…と思って、

青色で選んだ状態で右クリック→Deleteってやったら簡単に消せました!
警告文がでて、複数のプログラム(音色設定)で使ってるけど消していいかい?という英語の文章のようでしたがそもそも最初から入ってるプログラムなんてほぼ使わないし使ってないのでサッと消しました!

PCから音色を消すとすぐに実機に反映されるのといらない音色を実機で確認できるので超楽しい!!!

やってみてると、やっぱり容量の少ない音はチープな感じがするな…というざっくり印象でした…!!

ピアノの音色を追加してみる

Nord Sound Managerのインストールをする前は、都度ネットからサウンドライブラリー的な音源データを落としてきて、それをNordに入れるためにNord Sound Managerを経由して…という手順で音色を追加することになるのかな…と思っていたのですが、なんとNord Sound ManagerだけでNord実機へ新しい音色(ライブラリ)の追加が可能でした!!

要らない音色を消して容量を確保したので、一つ音がよさそうな【White Grand】というのをインストールしてみました。

↑のスクリーンショットにあるような手順で簡単にインストールは進むのですが、端末のクリーニング?やダウンロードなどで10分くらいかかる感じでした…。

待っていたらインストールが完了して、実際にダウンロードした音色が鳴らせるようになりました!これは感動!!!

…その後もギターやシンセリードなど、いろんな音色を追加して遊んでました…!
※ただし基本的には最初からNordの容量限界ギリギリまでいろんな音が入ってるので、これは使わないなーという音を消しながら追加する感じです…!!!

まとめ

いかがでしたか?nordって私が買ったときは輸入代理店がYAMAHAだったのですが、今は別の会社に代わってしまっていて、前にyoutubeで見れたプロモーション動画も観れなくなってるみたいだし、なんとなく日本から遠くなっちゃった感があるのと、シンセサイザーの最高峰(最高級品)みたいなイメージで敷居が高いのか、気軽に使い方を説明してくれている動画も少なく、日本語マニュアルもあるにはあるけど、なんか英語版より地味に古かったりして分かりにくい…という難易度の高さに泣かされていたりなのですが、今回いろいろやってみて、だいぶ慣れてきました。

そんな状況なので、この記事が同じお悩みを持つだれかさんにもお役に立てたら嬉しいな🎵と思うのですが、今回やってみたPC接続とNord Sound Managerでの音色追加などは、これをやるとやらないとで全く違う楽器?というくらい音質とか変わってくると思うので、ぜひやってみて欲しいです!

今回お手伝いで出演したライブでは、クラシックピアノしかほとんどやってこなかった私のようなタイプがとても苦手意識の高い【ハモンドオルガン】のパートを担当したので、いろいろ勉強になったなと思いつつ、ドローバーの仕組みやロータリスピーカーの原理、オルガンセクションの研究もどんどんやってみたくなりました🎵

この記事の追記か、また別タイトルで等、nordは引き続き使い続けて、記事にしたい内容はこのブログにも更新していきたいと思います!