J-WAVEで平日月曜~木曜の16:30~19:00まで放送しているGROOVE LINEが、今月、2022年9月いっぱい(今日まで!)で終了となってしまうので、とても悲しく、また思い入れがあるため、WEB3.0の錬金術師!としての本ブログ記事としては外れた内容かもですが、記事にしたいと思って筆をとっています!
GROOVE LINEとの出会い
私が初めてGROOVE LINEを聴いたのは、2006年くらいに、地元で求人広告の冊子のオペレーターのアルバイトをしている時に、職場でJ-WAVEがかかっていて、シフトが18:00-21:00くらいということが多く、当時16:30~20:00まで、GROOVE LINEがちょうど放送している時間帯だったので、自然と耳に入っていて聴いていた感じでした。
求人広告の冊子のオペレーションの仕事は、パソコンに向かって次々にやってくる求人情報を一つのマスに詰め込めるようにテキストや画像をひたすら配置、調整し続けるものでしたが、その中で、ピストン西沢さんと、当時名コンビだった秀島史香さんの破天荒な掛け合いがすごく面白くて癒されていました。
職場の皆さんもGROOVE LINEを毎日楽しみにしてたみたいで、面白そうに聴いてました。
その時から『勤務中の癒しの時間』として、GROOVE LINEを意識するようになって、そのアルバイトは3か月くらいでやめちゃったのですが、その後正社員で別の職場で働くときも、聴けるときは勤務終わりとか、当時MP3プレイヤーにFMラジオが付いていることもあったので、それで聴いたりしていました。
その後radikoが出てきたり、在宅勤務が浸透してきたこともあって、つい最近までも、もちろん楽しく聴いていました!
GROOVE LINEが放送しているという安心感
GROOVE LINEはかつて渋谷にあったHMVの店舗内のスタジオから公開生放送をしていました。私も何回か公開生放送を観に行ったことがあるのですが、放送開始の16:30前からスタジオの前にはスタジオ内が見えないくらいの人だかりができてました!
GROOVE LINEがどんな内容の放送をしていたかについては、具体的な内容は割愛しますが、特に公開生放送を行っていたときは、仕事途中のサラリーマンの方や学生さん、主婦の方等いろんな人がふらりと立ち寄っている感じで、メインパーソナリティーのピストン西沢さんが、スタジオのガラス越しに見ているお客さんに【わかるか?わかるな?】みたいに話しかけたり、お客さんいじりをたくさんしてくれていて、とてもアットホームで不思議と落ち着く空気が放送からもいつも伝わっていました。
そのほか、トークテーマとして扱うテーマが、仕事がうまくいかなかったときのことや、黒い〇〇といった、誰もが心の中にしまっている不安や不満みたいなものを、楽しく笑いに変えて話してくれることも多くて、とにかく平日の16:30~20:00まで毎日やっていたときは、その日の仕事がつらかったり、何か落ち込んだりしたことがあっても、GROOVE LINEを聞くとすごく癒される。安心感が持てるといった、すごく大切な時間と空間を作ってくれていました。
※2009年9月30日に渋谷HMVで公開生放送最終日となった時に観に行った際の写真を、穴があったら入りたい、私の古いブログから発掘したので、せっかくなので再掲載(・v・)
もう一人のパーソナリティの秀島史香さんも、基本的には落ち着いたトーンの優しい声で癒しをくれる一方、一人ショート漫談みたいなコーナーがあり『部長』というキャラクターでおじさんの声を演じたりしてたのが個人的にはとても印象的で、毎日聴いていました。
ラジオ内のCMってどことなく昭和を思わせる趣もあって(最近でも『引っ越し侍』のCMなど)、そういう不思議な安心感、あとJ-WAVEのトラフィックインフォメーションで流れている小曽根真さんの曲『Carnaval Pra Manha』も不思議な癒し効果がありました!
ピストン西沢さんのDJについて
GROOVE LINEを語るうえでこれだけは外せない。ピストン西沢さんのDJについても触れたいのですが、『DJ』と聞くと皆さんどんな印象がありますかね(・v・)?
私は、ピストン西沢さんを知るまでは、セットリストになるレコードやCDをクラブに持ち込んで、それをシームレスにつなぐ人、というイメージもあったり、当時はやり始めていたゲームの【ビートマニア】の印象から、ドレミまでの鍵盤とスクラッチをポチポチ押してる人(これはきっと認識の誤り)のイメージでした。
DJさんにもいろんなタイプがあるようで、前者のセットリストになる音源を自然な流れでつなぐというスタイルもあるみたいですが、ピストン西沢さんのDJは私的にとても破天荒でとびぬけて印象的だったので、一瞬で虜になってしまいました(*・ω・)
ピストン西沢さんはGROOVE LIVE内で一貫して、18:30~19:00に『MIX MACHINE』というコーナーでDJをやっているのですが、この時間が毎日とても楽しみでした。
ピストン西沢さんのDJスタイルは、曲と曲をつなぐというのはもちろん、スクラッチやピッチ・リズムの変更、リズムパターンを乗せてバラード調の曲を激しい曲に変えたり、2曲を掛け合わせて全く新しい曲としてしまう等、とにかくDJ機材と音源を楽器にした演奏家という感じで、これがDJ!!!と衝撃でした。
あと、扱う楽曲がとにかく特殊なのに親しみやすいという、これもすごいスタイルで、普通DJの方は洋楽であったりAOR?といった特定のジャンルの曲を集めて、それをテーマのように流す印象なのですが、扱う曲が『アンパンマンマーチ』をはじめ、『そして神戸』『夜桜お七』やサザンオールスターズ、和田アキ子など、の日本のアニメ・J-POP、歌謡曲などに、ニルヴァーナなどの洋楽、ヘヴィーメタル、果てには綾小路きみまろの漫談や般若心経ラップといった喋りの音源までを駆使して、すごくいい意味でカオスな曲(MIX)としてしまう演奏が毎日とても刺激的でした。
※よく、アンパンマンのマーチとメタルを掛け合わせて、黒いアンパンマン的な演奏をよくされていた気がします!
ラジオ出演という形でないと、権利関係上MIXを公式に放送することが難しいみたいで、毎日のように聴けなくなるのはほんとに残念ですが、ピストン西沢さんもイベントなどでは今後もDJをやってくれるとのことなので、参加できるときは観に行きたいと思います!
GROOVE LINEが終わってしまう今後!
ピストン西沢さんは数年前からyoutubeチャンネルも運営されていて、とりわけGROOVE LINE終了が正式に告知された今月9月から、GROOVE LINE終了後にスマホでライブ配信をしてくれています!
その中で、GROOVE LINEを通じてリスナーのみなさんと関係が築けたことを何度も感謝しているとお話くださっていることと、GROOVE LINEに込めた思いなどを語ってくれていて、これまでそういう想いで番組を放送してくれていたんだ…と感じられて、いつも楽しく拝見してます。
とりわけ、冒頭で自分も感じていた、GROOVE LINEを聞くと安心できる雰囲気や、つらいときこそ寄り添える番組でありたいとピストン西沢さんご本人も同じように考えて番組のテーマとしていた、といった話もあり、すごく感動しました…
昨日もライブ配信をしてくれていて、来週以降、GROOVE LINE救済措置(?)として、番組放送時間だった16:30~のライブ配信もしてくれたり、23:00からの配信もしてくれる!?とのことで、GROOVE LINEは終了となってしまうけど、ピストン西沢さんのトークは今後もyoutubeで聴けたり、イベント開催もしていくとのことだったので、そちらにもお邪魔できたら!!と考えています。
さいごに
とにかくGROOVE LINEは、これまでの自分の人生の中で、間違いなく不安な気持ちになった時、辛い気持ちにさいなまれた時の心のよりどころで、支えになってくれていた番組でした(:ω;)
今日が放送最終日!!ということで、寂しい気持ちはいったんおいておいて、放送時間を楽しみに待ちたいと思います(*・v・)!!!